インド国内でホンダ技研(Honda Motor Co.)と合弁して自動二輪車を販売しているヒーロー・グループ(Hero Group)が、ホンダが保有する26%の株式20億ドル相当の取得を目指して金融機関を絞り込み始めている。18日、関係筋が明らかにした。
ヒーロー・グループはデリーに本社を置くムンジャル(Munjal)系財閥企業で、ホンダの保有する株式を、特殊会社を通じた借入金により買収する構えを示していることを、ダウ・ジョーンズ・ニュースワイヤズ(Dow Jones Newswires)に関係筋が話した模様。
借り入れの一部は、この特殊会社の株式66%を最大5社の未公開投資会社に売却して補填する。これら5社には米系資産運用会社コールバーグ・クラヴィス・ロバーツ(Kohlberg Kravis Roberts & Co.)、ワーバーグ・ピンカス(Warburg Pincus LLC)、カーライル・グループ(Carlyle Group)が含まれていると側近筋は述べている。
ホンダ側の関係者は、コメントを拒否している。
ヒーロー・グループとホンダは現在、インド最大の売上を誇る二輪車メーカーである両社の合弁会社、ヒーロー・ホンダの株式を、それぞれ26%ずつ保有している。この合弁会社は1984年に設立され、国内3ヵ所で工場を操業、これまでカリズマ、パッション、ハンク、グラマー他ヒット商品を中心に15車種の展開を行ってきた。
ホンダ側からは二輪車生産技術を供与し、ヒーロー・グループは販売を担当している。両社は10年間の共同技術合意契約を締結しており、これは2014年まで継続する。
Source:India's Hero Group Eyes Honda Stake