
カナダ人ロックスターで、グラミー賞に過去15回もノミネートされた誰もが知るブライアン・アダムス(Bryan Adams)(51)は来年の2月11日、アジアツアーの最初の目的地として、プネの工業・住宅団地マガルパッタ(Magarpatta)で90分のミニコンサートを開催する。
11月18日付ナブバーラト紙が報じた。
会場となるアマノラ・タウンシップ(Amanora Township)には3万人のファンが詰めかけるものと予想されている。
ブライアンはその後、インドではムンバイ、バンガロール、デリー、ハイダラバードをツアーする予定という。
インドツアーは2006年以来ほぼ5年ぶりとなる。
なぜ、ブライアンがアジアツアーをプネから始めることになったのかについて、詳しい事情は明らかではないが、アマノラ・タウンシップの運営企業であるシティ・コーポレーション(City Corporation)が相応のギャラを支払ったものと噂されている。
同社代表取締役のアニルッダ・デシュパンデ(Aniruddha Deshpande)氏は18日、メディア関係者に対し、コンサートのために100万ドル程度の(インフラ周りの)投資が発生するだろうとし、「ギャラはチケットの売り上げと民間企業のスポンサーシップで回収できる」と話している。
チケットは12月第1週から、インド・ステイト銀行の一部支店で発売されるほか、オンラインでも購入できる。
価格については、まだ明かされていない。
プネでのコンサートの翌日には、ブライアンはムンバイの大規模団地、バンドラ・クルラ・コンプレックス(Bandra Kurla Complex)に移動する。
ムンバイでのチケットは既に発売が開始され、2000ルピーから4000ルピーとなっている。
売上の一部は国連の「セーブ・ザ・チルドレン」に寄付される。