HYDERABAD:
アーンドラ・プラデーシュ州政府による積極的な働きかけが実り、ハイダラバードは今や、インドを引っ張るITハブとなった ―― 20日、アーンドラ・プラデーシュ州政府情報技術・通信局(Information Technology and Communications Department)がハイダラバードITサミット2008参画企業と共同でまとめたレポート、「Andhra Pradesh - The chosen destination for IT(ITソリューションとしてのアーンドラ・プラデーシュ州)」が発表された。
国内4位のIT輸出額である18.5億ルピーをマークするアーンドラ・プラデーシュ州は、インドのIT/ソフトウェア輸出の15パーセントのシェアを占めている。
レポートでは、「ハイテク・シティ」と名を冠するハイダラバードへの州政府の努力が、ヴィサカーパトナム(Visakhapatnam)、ヴィジャヤワダ(Vijayawada)、ティルパティ(Tirupati)など、ハイダラバード以外の小規模都市へのIT投資にも波及していることと、現在注目の集まっているKPO分野、例えばアニメーションやゲームなどの分野にもいち早くフォーカスしていることなどから、アーンドラ・プラデーシュ州は今後もインドの経済成長に重要な役割を持ち続けると述べている。
また、アーンドラ・プラデーシュ州には、インド国内他州の中で最も多くのSEZ(特別経済ゾーン)があり、今後こうしたSEZだけでも雇用者数は250万人に上ると予測されている。
さらにインキュベーション施設なども備えた「デジタル・エンターテインメント・シティ」を官民共同で建設する計画もあり、実現すればアニメーション、ゲーム開発におけるアジア最大のラボパークとなることが見込まれる。
ハイダラバードはその他主要都市と比較して、不動産価格が比較的求めやすいことも、魅力のひとつであると、レポートはまとめた。