急成長するインドのオンライン・ショッピング事業者が水道開発を手がけた農村で、村人らが同社への感謝の気持ちを込めて村名に社名を冠し「スナップディール・ドットコム・ナガル(Snapdeal.com Nagar)」と改名するという珍事があった。
6月17日付ナブバーラト紙が報じた。
スナップディール・ドットコム社はいわゆるインド版グルーポンとして近年急速にユーザー数を拡大し、現在の社員数は500名ほどだ。
同社は近年、社会事業(CSR)の一環として国内のある村で水道開発を手がけた。
「社員らと相談して事業の実行を決めた」同社CEOクナル・バール(Kunal Bahl)氏は説明する。
同村の住民は毎日、時には1キロを超える道のりを井戸まで往復し、長い列に並んでようやくきれいな飲料水を手に入れることができるという生活を長年に渡り強いられてきた。
そこでスナップディール・ドットコム社は費用効果の高くかつ容易に存続できる方法で村人の生活向上に取り組んできた。
「村内に50メートルおきに15の井戸を掘った。これらの設置には5000米ドルほどを出資したが、一度設置すると15年から20年は使える」バール氏。
「インド国内では現在64万社の企業が運営しており、当社より大きな会社も多くある。こうした企業が利益の10%を出資すれば6万4000カ所の村の飲料水問題を解決することができる」バール氏は付け加えた。