3年毎に開催され、14回目の今年は京都で開催される国際サンスクリット学会(World Sanskrit Conference)に、プネのカトリック牧師ノエル・シェート(Noel Sheth)さんが唯一のインド人議長として参加する。
8月19日付ナブバーラト紙が報じた。
9月1日から5日までの5日間開催され、世界中から400名の研究者が参加する学会は、ヴェーダ、経典、プラーナ、文法、哲学など15部門に分けられ、うちノエルさんは宗教史部門で議長を務める。
「古代の知識に息を吹き返すために、サンスクリット語の復活は必要だ」と説くノエルさんは、米ハーバード大学でサンスクリット語の博士課程を専攻した。
ヒンドゥ教や仏教、ジャイナ教などの宗教を産み出し、アーユルベーダ(インド医学)やヨガといった、現代でもなお活用される知識の源泉となってきたサンスクリット語は、日本や米国をはじめ海外では研究が盛んに行われているが、まぎれもない母国であるはずのインドでは、「残念ながら忘れ去られようとしている」と嘆く。
「今後、インド学校教育のカリキュラムにサンスクリット語を含め、古代から脈々と息づく膨大な知識を発掘すべき」と主張している。