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ジャロカー」はインドの小窓インドの今をのぞいてみよう 
ディワリ初日、百万長者になり損ねた誠実な大工
Source - Navbharat Times
2009年10月20日

ディワリネタ三連発。この人のもとには必ずや、本物の福が舞い込むことでしょうね。

ディワリ初日だった15日、アーメダバードで大工業を営む男性が、一夜にして百万長者になるかもしれないという信じられない運命に見舞われた。
10月16日付ナブバーラト紙が伝えた。

ジャガルキショーレ・ジャンギードさん32歳は15日朝、パンジャーブ・ナショナル・バンクのATMから、従業員へのディワリ手当とするための現金を引き出そうとした。
ところが明細書に記載された残高が、何らの資産運用もしていないのに突如25万ルピーから593万ルピーに跳ね上がり、ジャンギードさんも驚きのあまり飛び上がった。

「最初、何かの間違いだと思い別のATMに行って残高照会をしてみたが、結果は同じだった。非常に戸惑い、従業員らに支払うはずだった2万ルピーすら下ろす勇気が出なかった」ジャンギードさんは友人に相談しながら、銀行の開店時刻である10時半を待ったという。

「友人のつてで、グジャラート州商工会(GCCI)の役員をしている公認会計士にコンタクトを取り、同行の頭取と連絡が取れた。速やかに確認したところ、私の口座に突如として大量の預金が流れ込んだのは、ATMサーバーの故障が原因だったようだ」アーメダバード在住歴13年、正直者のジャンギードさんは説明した。

同行の説明によれば、ATMと銀行口座は別々のサーバー上で稼働しており、残高として莫大な金額が示されてはいたが、実際の口座に振り込まれてはいないという。
「しかしジャンギードさんの誠実な行動は市民の模範である。当行としてはぜひ、表彰とお礼をさせて頂きたい」同行役員。

またGCCI副会長のサミール・パテル(Samir Patel)氏も、ジャンギードさんの勇断を公の場で称える意向を表明している。

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