ハルヤナ州政府は、インドの国鳥であるクジャクを保護し、また繁殖を促すための特別保護区を設定することになった。
11月17日付ナブバーラト紙が報じた。
「農村部におけるクジャクの個体数の減少が著しく、これを食い止めるために繁殖センターの建設と保護区(サンクチュアリ)の設置を行う」アジャイ・シン同州森林大臣は取材した記者団に語った。
現在は中央政府からの予算承認待ちという状態だ。
ハルヤナ州では、野生動物の保護と繁殖活動の積極的展開を始めている。
今回のクジャク繁殖センターは、元来多くの個体が確認されてきたパリ・ゴトラ(Pali-Gothra)村と、ナハール(Nahar)野生動物保護区内に建設される見込みだ。
さらに同州では「ボンベイ自然史協会(Bombay Natural History Society)」と協力し、やはり急速な個体数の減少が見られるハゲワシの繁殖と保護にも乗り出している。
「ベンガルハゲワシ系の個体が、ピンジョレ(Pinjore)町の先端設備で保護され、飼育されている。この繁殖プロジェクトには世界中から学者らが訪れて経過を見守っており、近隣の村々でも、野鳥が暮らしやすい清潔な環境を保つことの大切さが意識として浸透し始めている」前述の大臣は説明する。
インドではハゲワシの数が、記録が残っている最大の数から99%も減少しているという。
この他にもセキショクヤケイ(red jungle-fowl)などの野鳥や、鹿、アンテロープ(レイヨウの一種)などの野生動物の保護と繁殖と同時に、密猟の厳格な取締りを行っている。