LUCKNOW:
2006年、インド経営大学院ラクノウ校(Institute of Management Lucknow:IIM-L)の学生たちが、大学の規則に違反したということで罰金の支払いを命じられるという事件があった。
それからおよそ2年が経過したいま、小さな過ちを犯して罰金を科せられた学生たちはその資金を使い、同大学院に接した村チャカルプルワ(Chakarpurwa)で生活する30世帯に電気を供給するプロジェクトに関わっているという。
IIM-L社会活動委員会で理事を務めるセンガル教授は、「罰金の種明かしはこの2年間、控えてきた。羽目を外した学生たちは、知らないうちに大きな事業に寄与していたことになる」と笑う。
同村への電力導入支援は、同地域を管轄する行政の幹部らへの陳情が受け付けられなかったことを背景に始まった。
「2006年の世界貧困デー(World Pverty Day)の折に学生たちを連れ、ラクノウの都市圏にありながら、いまだに電気が通っていなかった同村を訪問した。以来、村に電気を通すために、どういった手だてを講じることができるのかを、大学関係者の間で話し合ってきた結果、」センガル氏。