バンガロールの大学生が、1リッターで最大180キロという、驚異的に燃費効率の良いガソリン車のプロトタイプを開発した。
研究開発に携わったのは、バンガロールのRVカレッジ・オブ・エンジニアリングで学ぶ8名の学生チーム。
航空力学を採用した重さわずか55キロの超軽量ボディは、長さおよそ3メートル、幅と高さはともにおよそ1メートル、2馬力の97CC空冷型発電機エンジンを採用し、前輪のタイヤは各600グラムで、乗車定員1名の座席はリクライニング型と、従来のクルマの常識をことごとく打ち破る斬新なアイデアだ。
チームリーダーを務めたアッサム州グワハティ出身のニシャント・サラウギ(Nishant Sarawgi)さんは、燃費効率の劇的な向上を実現した決め手について、キャブレターの燃焼効率を上げ、空気と燃料の配合をより制御した点であると説明した。
しかも開発にかかった費用は、わずか55万ルピーだった。
サラウギさんは、「理論で学んだ概念を実践する機会を与えられ、それが成功した。チームメンバーにひとりひとりとっては、現実の課題に活かせるソリューションを発明し、発見するための潜在能力を見出すことができたことが収穫だった」と研究成果について満足している。
今回、プロトタイプで実現した仕様を通常の乗用車に応用する可能性については、「(追加投資が必要だが)エンジンに工夫をすれば、商用にもなり得る」と答えた。