Mumbai:
ムンバイの街を駆け抜ける、黄色と黒のタクシーを思い浮かべて欲しい。
現在、タクシー用車両として採用されているのは、イタリア製フィアット(Fiat)。
しかし、タタの格安車「ナノ(Nano)」の登場で、タクシードライバーの熱い視線が一斉にナノへ注がれている。
「安いだけでなく、見た目もかっこいい。燃費も抜群だし、これ以上にいい車は、ないんじゃないか?」ドライバーのシンさん。
しかし、そのままだと都合が悪いところがいくらかあるようだ。
「まず、燃料がガソリンだと、経済的でありません。CNGエンジンで駆動できるかどうか、タタに交渉中です」ムンバイのタクシー協会。
ドライバーらからも、次々と注文が。
「荷物を詰める場所やスペースが必要だね。それから、ナノは長距離を走るのに向いていないらしいが、それでは郊外へ向かうお客さんを乗せる時に困る。タクシーとして導入する上では、長距離向けに改造してもらいたいね」