インド人消費者にも手の届きやすい価格で提供することを目標に、タタ・モータース(Tata Motors)は傘下の高級車ジャガー(Jaguar XF)について、マハーラシュトラ州プネのチャカン(Chakan)工場での生産を開始すると発表した。
国内での生産が実現することにより、ジャガーの価格はムンバイ店頭価格が445万ルピーほどになる見込みで、やはりプネをはじめ国内で生産されているドイツBMWのBMW 5やメルセデス・ベンツ(Mercedes Benz)Eクラスと同等価格になる。
Jaguar XFはこれまで、英国から完成車が輸入されており、483.7万ルピーが相場だった。
同社では2011年5月より、やはり傘下のランドローバー(Land Rover Freelander 2)をチャカン工場で生産している。
今回チャカン工場で生産が開始するJaguar XFは、インド市場初となる2.2リットルのディーゼルエンジン搭載モデルとなり、ジャガー・ランドローバー・インディア(Jaguar Land Rover India)のロヒット・スリ(Rohit Suri)バイスプレジデントは、「Land Rover Freelander 2とJaguar XFは当社2大ベストセラーであり、国内生産によって価格を下げ、消費者の期待に応じる戦略を取ることに決めた」と説明している。
Jaguar XFは尖頭出力275hp、3.0リットルのターボチャージャー付きV6エンジン搭載モデルと、尖頭出力375hp、5.0リットルのスーパーチャージャー付きV8エンジン搭載モデルの生産も予定されている。