インド軍では戦闘機や潜水艦、ミサイルなどを大規模に購入する一方、ハンドヘルドコンピュータやセンサー付ベスト、ミニラジオ、GPSシステムなど現場の兵士たちが装着する装備のハイテク化も計画している。
2月21日付ナブバーラト紙が報じた。
このためインド防衛省では113万人の兵士からなるインド軍の3分の一を占める歩兵部隊が利用するための「総合的電算・通信システム(integrated computer and communication systems:ICCS)」の情報依頼書を提示、世界中の軍需製造企業からの情報収集を開始している。
これは防衛省が数百億ルピー規模の予算を計上して計画する「F-INASAS(future infantry soldier as a system:歩兵のハイテク化)」プロジェクトの一環で、2020年までに全359歩兵大隊に「兵士が着用可能な」コンピュータやラジオ、GPSを実装する目標だ。
例えばコンピュータモジュールでは、上級司令官にデータ端末、司令官にポータブルプランニングボード、兵士に腕に巻くタイプのディスプレイを配布し、兵士が敵の動きを様々な媒体からキャッチできるようにする。
装備のハイテク化は、今後ますますデジタル化が進むであろう戦場において、個々の兵士の「戦闘力、生存力、持続力、可動力、現場把握力」を高めることを目的としている。
兵士が装備する機器のほか、兵站用かつミサイル武装もできる「荷役ロボット」の導入も検討されている。