ビハール州で優れた才能を持つが家庭背景の極めて貧しい若者たち30名を毎年選考し、インドもとい世界の理系大学の最高峰とも言えるインド工科大学(Indian Institute of Technology:IIT)の入試全員合格を目指して特訓する、無料の全寮制予備校「スーパーサーティ(Super 30)」が、カナダのブリティッシュ・コロンビア州の教育省から高い賛辞を受けていたことが分かった。
2月21日付IANSが報じた。
先週、同州の南アジア文化協会(South Asian Cultural Society)が主催した文化イベントに招かれた同塾代表のアナンド・クマール(Anand Kumar)氏は、同省ナオミ・ヤマモト(Naomi Yamamoto)教育大臣によってその「社会の暗闇を教育で照らす努力」が称えられた。
また同州マーク・ダルトン(Marc Dalton)州議会議員は、「クマール氏の卓越した取り組みはすべての教師の手本となり、また動機付けとなる」と激励した。
2002年にクマール氏が創設した同塾はこれまで236名のIIT合格者を輩出、その驚異的な合格率は近年、カナダで大きな注目を集めている。
同協会のビジュ・マシュー(Biju Mathew)理事によると、アナンド氏は南アジアで手本となる活躍をする70名の教育者の中から選ばれ、招待された。