グジャラート州では、州内からほぼ姿を消してしまったアジアチーターを再び呼び戻すための可能性調査に乗り出している。
4月20日付ナブバーラト紙が報じた。
「グジャラートはアジアライオンが生息する世界で唯一の場所だ。しかしアジアチーターはもはやイランにのみ生息し、その数も100頭未満という極めて絶滅の危惧が高い状態になってしまった」同州森林保護官のプラディープ・カンナ(Pradeep Khanna)氏は説明する。
カンナ氏によれば、イランが繁殖のためのアジアチーターをつがいで提供することに合意する確率は非常に低いと述べ、また「アフリカ種のチーターは州内の動物園に4頭いるが、繁殖は成功していない」とチーターの人工繁殖の難しさを強調した。
またマディヤ・プラデーシュ州内動物保護区でのアジアライオン繁殖失敗を例に、「かつて動物王国だったグジャラートから、なぜ次々と野生動物たちが姿を消してしまったのかを、野生生物研究機関などの協力も得ながら徹底的に調査したい」と語る。
こうして判明した絶滅原因をできる限り取り除き、チーター生息のための環境を整えたのち、改めて繁殖を試みていく、とカンナ氏は意気込んでいる。