グルガオンの公立学校に通う12年生(高校3年生)のソマ・パトナイク(Soma Patnaik)さんは、先天的な網膜色素変性症を抱え、黒板の文字はおろか、教科書を読むことにも大変な努力が必要とされる逆境の中、CBSE(一斉高等試験)で90パーセントという高成績を達成した。
ソマさんは、年齢が上がるにつれ視力障害が進み、いずれ全盲となるという過酷な運命を背負っている。
しかしそうしたハンディキャップをものともせず勉学に打ち込み、試験の際には筆記者の助けも借りず自ら解答を記入、なおかつ成果を上げている。
今回の試験では、500点満点中452点をマーク、うち政治科学が94点、物理が93点、経済が89点、英語が89点といずれもまんべんなく素晴らしい成績だ。
勉学の方法について、「以前は点字を勉強していたけれど、最近はインターネットからダウンロードしたテキストを読み上げてくれるJAWSというプログラムを利用しています」とソマさん、今後はデリー大学への入学を希望しているという。
「見えなくなってしまうということは、すでに覚悟しているの。そんなことと学問は関係ないことよ。将来の夢を考えると、いつもわくわくするわ」ソマさん。