マハーラシュトラ州プネの登山家ら12名が世界最高峰の山エベレストの登頂に成功、インド人として今年の登山シーズン初の快挙を遂げた。
登頂に成功したのはプネの登山愛好家グループ、「ギリプレミ(Giripremi)」そして「サガルマター・ギルヤロハン・エクスペディション(Sagarmatha Giryarohan Expedition)」に所属する12名で、4月16日にエベレスト登山に出発、今月20日に登頂に成功した。
ただし13人目の登山家である、「サガルマター」所属のラメーシュ・グラウェ(Ramesh Gulave)さんは途中、高山病とみられる呼吸困難により救急ヘリで搬送されたが、4月27日に容態が悪化し、亡くなるという残念な事故もあった。
今回、登頂したチームのガイドによれば、通常エベレスト登頂にかかる登山費用は1人300万から400万ルピーほどが見積もられており、スポンサーがつかない個人登山家にとっては非常に厳しい出費となりがちだが、今回のチームは1人150万ルピーほどに予算を抑えている点も特筆すべきである。
現在は80名のインド人登山家が頂上を目指してエベレストに挑戦しているという。