先ごろ閉幕したロンドン・オリンピックのバドミントンで銅メダルを獲得し、同種目でインドに史上初めてのメダルをもたらしたサイナ・ネーワル(Saina Nehwal)選手の功績を称え、「クリケットの神」サチン・テンドルカル(Sachin Tendulkar)がなんと高級車BMWの新車をプレゼントした。
この「特別ギフト」は、アーンドラ・バドミンドン協会チャムンデシュワリ・ナート(Chamundeshwari Nath)副会長が主催する授与式において、サイナ選手に贈られた。
授与式に臨んだテンドルカル氏はサイナ選手に対し、「銅メダル獲得まで至ったことは素晴らしいことだが、(あくまで金を目指していたサイナ選手にとっては)おそらく不満も残っていることだろう。しかし前途はまだまだ広く、今後ますますの活躍を期待している」とねぎらった。
テンドルカル氏はサイナ選手へのBMWに加え、コーチのゴピチャンド氏や、ダブルスで組んだシンドゥ(P V Sindhu)選手にも、それぞれ自動車をプレゼントした。
自動車の授与という派手な賞賛に及んだテンドルカル氏の意図としては、クリケット以外のインドのスポーツがもっと伸びて欲しいという願いが込められていたことだろう。