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ジャロカー」はインドの小窓インドの今をのぞいてみよう 
「理想の女性」と巡り会った、哀れなエンジニア
Source - TNN
2011年09月22日

恋は盲目と言いますが。

ラジャスターン州ジャイプールに住む結婚相手募集中の32歳のエンジニア職の男性が、知り合ったばかりの女を「理想の女性」と早とちりして結婚をプロポーズし、女とその「自称」姉や兄弟らから合計5万9000ルピーもの金銭を巻き上げられるという被害に遭っていたことがわかった。
9月20日付ナブバーラト紙が報じた。

男性は先週、友人の紹介で「ムンバイから旅行に来ている」と話す女と知り合った。
かねてからムンバイ出身者との結婚を希望しており、また「自称」イベント運営業を営むと話す女の口のうまさにすっかり魅了され、結婚を申し込んだ。

ところが、「家族の了承を得ないといけないから一緒にムンバイへ来て欲しい」という女の言うことを信じ、ムンバイへと上ってきた9月17日ごろから、事態は急変する。
警察によると2人がタネ地区の簡易宿に部屋を取るや否や、「姉」と名乗る女が部屋を訪れて長々と会話をした後、「一家の伝統で花婿候補からの出資が必要だから」という名目で5000ルピーを要求した。

その数時間後、女は「承認を得るため」として男性を「兄」と名乗る男のもとへ連れて行き、「自称」兄は男性の学歴や職業、家庭背景などについて根掘り葉掘り聞きだした後、「妹を嫁にやる男には甲斐性がなくてはならん」と、結婚式の費用として2万4000ルピーを要求した。

物事が順調に運んでいると有頂天になっていた男性はもちろんこれもためらいなく支払い、女と宿に戻ると、そこには「弟」と称する男がナイフを持って待ち構えており、「ATMに行って3万ルピー下ろさないと殺す」と脅された。

ここに来てようやく事態が飲み込めた男性は、金を「自称」弟に渡して宿に駆け戻ったが、すでに女は姿を消していた。

男性はすぐに警察に通報し、女は逮捕されたものの、共犯者らは雲隠れしており依然行方が分かっていない。
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