WASHINGTON:チェンナイのアンナー大学工学部を卒業し、バージニア大学熱力学モデル学科で博士課程研究に身を投じているインド系アメリカ人、カルティク・サンカラナラヤナン(Karthik Sankaranarayanan)さんは、オハイオ大学コンピュータサイエンス工学部と共同で、監視カメラに映る疑わしい人物を特定できるソフトウェアを開発した。
このソフトウェアを搭載したインテリジェントビデオカメラはまもなく、全米の警察機関や保安機関に配置される。
オハイオ大学では公安関係者らの状況認識能力を向上するテクノロジーを開発してきたが、今回はコンピュータの力を借りた支援を試み、サンカラナラヤナンさんは主要な研究スタッフのひとりとして参画している。
現在は路上などを広角ビデオパノラマ映像で撮影したり、特定の場面を高画質で閲覧したりできるソフトウェア・アルゴリズム、ターゲット追跡メソッドなどの開発フェーズで、最終的には各所に配置された小型ビデオカメラをネットワークでつなぎ、瞬時に怪しい人物を特定、広い範囲で追跡できるようなシステムとして構築していく。
「疑わしい人物や車両などについては、外観よりもむしろ基本的な行動パターンを追うことに意味がある。また助けを求める人の行動パターンも把握している。そうしたデータを集積しておくことで、カメラが『動き』を察知した時点で危険と判定、事件を未然に防ぐことにつながる。
複数のカメラが撮影した映像はパノラマ画像としてつなげることができるようになっている。