世界最大の複合企業、GEが毎年発表している「グローバル・イノベーション・バロメーター(Annual Global Innovation Barometer)」によると、インドは主に政府からの財政的支援と投資家からの長期的な資金流入という要素から、世界で6番目に革新的な力を持つ国であると格付けされていることが分かった。
1月20日付ナブバーラト紙が報じた。
GEが発表した報告書は、世界22カ国の経営者や企業幹部2800名(うちインド人200名)に対する聞き込みをもとに、人材(技術的専門知識を持つ「創造的な」人材)、政府当局からの財政的支援、および投資家からの長期的な資金流入の3つも面から、その国の「革新性」を測ることを試みている。
回答者が挙げた革新的な国の上位3カ国で最も多かった6カ国は順に米国(65%)、ドイツ(48%)、日本(45%)、中国(38%)、韓国(13%)、インド(12%)だった。
報告書をまとめたGEによると、インドを革新的な国の上位3カ国に入れた人は、インド人回答者の23%に対し全体は12%と低かった。
これは、革新的な国となるためには内外および官民のバランスの取れた環境が重要なことはもちろん、知的財産権の保護や、学術機関との研究開発の連携が最大の鍵となるという考え方が世界の常識であることを反映している。
注目べき回答内容としては、「イノベーションを率いるのは大規模事業である」と回答したインド人回答者は36%だったのに対し、全体の平均は27%に留まり、他国では反対に「中小企業の方が革新的である」と回答した人が多かった。
このほかインドと他国との温度差を顕著に示す考え方としては、「偉大なイノベーションは社会に価値をもたらすものである」と回答した人はインドが78%だったのに対して全体が84%、また「複数の企業が協力することがイノベーションを率いる」と答えた人は全体の38%に対しインドでは17%と低く留まっていた点だった。