デリーメトロ鉄道公社(DMRC)は世界の鉄道で初めて、ブレーキ系に施された節電の仕組みにより、2004年の導入から2007年までの3年間で9万トンあまりの二酸化炭素を抑制、地球温暖化の防止に貢献したとして、国連気候変動枠組み条約締結国会議(UN Framework Convention on Climate Change Change:UNFCCC)からグリーンエナジーの認定書を受けた。
認定報告書は、ドイツにある国連指定の認証機関「TUV NORD」による査察調査の上で作成され、国連に提出された。
それによると、DMRCで採用している「再生可能なブレーキ系(regenerative braking systems)」では、列車がブレーキをかけるたびに3段階のトラクションモーターが発電を行い、この電力が架空電線路(Overhead Electricity lines:OHE)と呼ばれる回路を通じて、別の列車の加速に利用されるという仕組みとなっている。
これによって列車の運行に必要な電力の、実に30パーセントを節約できるようになり、結果として発電時に発生する二酸化炭素を大幅に抑制している。
デリーメトロ鉄道には、日本のODAが大幅に資金供与を行っている。