デリーで、「死んだ」はずの犯罪者が約20年ぶりに現れ、逮捕された。
2月22日付TNN通信が報じた。
47歳のアクタール(Akthar)は1993年、ウッタル・プラデーシュ州で強盗殺人、誘拐などの罪を犯した容疑で指名手配されていたが、自分が死んだという噂を広めることにより逃げ遂せ、その後は身分を偽り、詐欺などを働きながら暮らしていた。
なかなか羽振りはよく、デリーに自宅を所有するほどだったという。
しかし整形手術にまでは手を出していなかったようで、最近になって顔に見覚えのあった人物により目撃され、自宅近くでバスに乗ろうとしていたところを職務質問された。
「偽造した電子身分証を提示した。一見、本物と見紛うほどの精巧な造りだったが、父親の名前が書かれた欄に姓名と一致しない氏名があったことから疑わしいと判断し、任意同行を求めた」担当の捜査官は説明する。
取調べが始まると、アクタールは過去に犯した数々の凶悪犯罪について自供したという。
「1993年に現金輸送車を襲撃し、警備員を殺害、同年には少年を誘拐するなどしていた。共犯者は逮捕されているが本人は逃げ切り、自分が死んだと仲間に触れ回らせていた」担当捜査官。
実際には以前の犯罪仲間とは定期的に連絡を取り、公判などの情報を逐次入手していたようだ。