グジャラート州沿岸の入り江部分に位置し、ナルマダ川の河口にある無人の土地、アリアベット(Aliabet)は、エンターテインメントと水産養殖の特別投資地域(Special Investment Region:SIR)に格好の土地であると、国際コンサルティング会社「Mott MacDonald」が評価している。
3月18日付ナブバーラト紙が報じた。
同社は最近、グジャラート州産業局に、アリアベットに水産養殖施設のほか、ゴルフコースやフィルムシティ、アミューズメントパークなど複合娯楽施設の建設を推奨する報告書を提出した。
報告書によれば、三方を川や海、複数の湖など水に恵まれた広さ169平方キロのアリアベットでは良質の水産養殖ができるだけでなく、ウォータースポーツなど魅力的な観光地としても整備できるという。
アリアベットはグジャラート州の入り江部分、かつて主要港として栄えたスーラト(Surat)のすぐ北に位置し、数十年前までは島だった部分が、沈泥が蓄積されて本土とつながったためにできた土地だ。
同コンサル会社は一方で、アリアベットの大部分が雨季になると湿地になってしまうことから、開発を行うにあたってはまず、現在の海抜1.5メートルから少なくとも海抜3メートルに引き上げるための埋め立て工事、総額158.5億ルピーの投資が必要だとしている。
ただし土地の問題さえクリアすれば、満潮時でも豊富な水資源、産業都市アンクレシュワル(Ankleshwar)からわずか23キロなど立地的な魅力があることから、ある日本企業が投資に意欲を示しているという。
まずはアリアベットに至る全長74.5キロの道路を79.8億ルピーかけて建設し、水道、電気、ガスなどの基本的なインフラが整えば、アリアベットには529.4億ルピーの投資が集まり、33,050名の雇用を創出するとコンサル会社は試算している。