インドのクリケット競技場でミッキーマウスやミニーマウスなどのディズニー・キャラクターたちが舞う場面を楽しむことができるようになるのも、時間の問題だ。
インドで最も裕福な男として知られるムケーシュ・アムバニ(Mukesh Ambani)氏が率いるリライアンス・インダストリーズに所属する、インド・プレミア・リーグ(Indian Premier League:IPL)のムンバイ・インディアンズ(Mumbai Indians)が、ウォルト・ディズニー・インディア(Walt Disney India)とのブランド提携契約に調印した。
3月22日付ナブバーラト紙が報じた。
球団の実質上のオーナーとなるムケーシュ氏の妻、ニータ・アムバニ(Nita Ambani)氏は、ウォルト・ディズニーとのブランド提携について次のように説明する。
「ムンバイ・インディアンズは昨年、チアリーダーに品がないとか、プレーに八百長があったとかいった非難や批判にさらされていた逆境の中で、Twenty20でのリーグ優勝を果たした。現在、世界最大のソーシャル・ネットワーキング・サイト『Facebook』上での『ファン』の数は280万人を超え、IPLチームの中でも最大規模となった。ディズニーとのブランド提携はこうした大勢のファンの信頼と自信に応える象徴的なものとなるだろう。さらにリライアンスからの資金に依存せず、球団の価値を上げていくには、持続的なブランドを確立必要がある」