ベンガルル(旧バンガロール)国際空港と市内を結ぶ画期的な交通手段として、この2年来、検討が進められてきた高速鉄道リンク(High Speed Rail Link:略称HSRL)が、実現に向けて大きく一歩を踏み出しそうな勢いだ。
6月22日付ナブバーラト紙が報じた。
まず背景知識として、年々急速に人口が拡大しているバンガロールでは、それに比例し、市中心部からおよそ30キロほどの地点にある空港にたどり着くまでに、平均2時間程度もかかるという非常に深刻な交通渋滞状況となっている。
こうした危機的事情を一刻も早く打開すべく、中央政府とカルナータカ州産業投資開発公社(Karnataka State Industrial Investment Development Corporation)では土地の取得案をまとめるとともに、建設業者の公募を始め、現在までに27社が名乗りを上げ、8月最終週までには決定、その後は技術協力会社の公募に移る。
工事予算はおよそ576.7億ルピーほどと見積もられ、総延長は34キロ、MGロード付近を出発駅に、国道に沿って地上数メートルの高さに高架を走らせ、空港の手前で地下に潜りチェックインカウンター100メートルほど手前に到着駅ホームが建設される、という経路でほぼ、確定しそうだ。
この空港直通高速鉄道の導入で、バンガロールの都市生活が、よりスマートになるものと期待が集まっている。