プネ自治体(Pune Municipal Corporation:PMC)は21日、雨季の雨量不足が続いているプネで22日より、隔日の給水制限を実施することを発表した。
7月22日付ナブバーラト紙が報じた。
PMCでは今回の措置を「今ある貯水量を有効に利用するため」と説明、1週間おきに降雨量を見ながら給水スケジュールを調整するとしている。
また建築業者に対しては建設現場での水道水の利用を控えるよう警告している。
プネの水源となる4カ所の集水区域(Khadakwasla、Varasgaon、Panshet、Temghar)にはモンスーン入り以降、十分な降雨がみられていない。
20日現在、4つのダムの貯水量は合計で1.22TMC(TMC=thousand million cubic、およそ10億平方)で、これはダム総貯水量の半分にも満たない。
プネ市域では4月以降、給水スケジュールが1日に1回という地区も多い。
マヘシュ・ザガデ(Mahesh Zagade)自治体長官は総会の場で、「非常に由々しき事態となっている。隔日給水でも今後40~45日分の貯水量しか確保できていない。今後も雨量が少ない状態が続く場合、近隣のパワナ(Pavana)、ムルシ(Mulshi)からの供給も考える必要がある」と述べている。