先月末に新作映画「Eat, Pray, and Love」の撮影のため、デリー郊外パタウディ(Pataudi)を訪れていたハリウッド女優ジュリア・ロバーツさん。
現在はインドネシアのバリで撮影の大詰めを迎えており、インドでの撮影中に知り合った女性映画監督のムルアリンニ・ダヤル(Mrunalinni A Dayal)氏が、12月中旬にリリースされる「Dhuaan-The Fire within」の試写会に招待したが、残念ながら出席は難しいという。
ところがジュリアさんの実子たちにヒンドゥ名をつけた、撮影先の寺院兼道場アシュラム・ハリ・マンディル(Ashram Hari Mandir)のスピリチュアルグル、ダラム・デヴジ・マハラジ氏に、代理で出席を依頼していたことが分かった。
10月21日付ナブバーラト紙が報じた。
ジュリア・ロバーツさんの渉外担当者の話によれば、インドにおけるメディアを始め、関係者らの手厚いもてなしに大変感激し、インドに深い思い入れを持つに至ったという。
特にムリアリンニ氏が手がけた今回の作品は、女性(監督)による闘う女性を主テーマとしたストーリーで、ジュリアさんがかつて主演を務めた「エリン・ブロコビッチ」を思い起こさせるノンフィクションとなっており、彼女のポリシーに非常に近いものがあったことから、監督との交流を深めた。
試写会は12月18日に予定されており、「出席できないことを非常に残念に思う」として、自らの「師」に代理出席を依頼することは非常に珍しいケースだ。