米航空宇宙局(NASA)のインド系米国人宇宙飛行士、スニタ・ウィリアムズ(Sunita Williams)さんが、50時間40分もの船外活動を含む、127日間という自己最長の宇宙ミッションを終えて18日、地球に戻ってきた。
国際宇宙ステーション(International Space Station)の「第33次長期滞在(Expedition 33)」に参加していたのはウィリアムズさんのほか、宇宙航空研究機構(JAXA)所属の日本人宇宙飛行士、星出明彦さんと、ロシア人宇宙飛行士、ユリ・マレンチェンコ(Yuri Malenchenko)さんで、3人を乗せたロシアの宇宙船ソユーズ(Soyuz)は、カザフスタン(Kazakhstan)のアルカルイク(Arkalyk)北東部に現地時間午後8時56分に着陸、帰還した。
3人の宇宙滞在日数は124日間となった。
ウィリアムズさんの2回に渡る宇宙ミッションの滞在期間を合わせると322日となり、2番目に最も経験豊富な米国人女性宇宙飛行士となった。
さらに前回の宇宙滞在日数195日間は、女性宇宙飛行士としては史上最長の記録となった。
ウィリアムズさんはNASAが選抜したインド系女性宇宙飛行士としては、カルパナ・チャウラ(Kalpana Chawla)に次ぐ2人目となる。