GANDHINAGAR:
戦後、めざましい勢いで経済成長を遂げ、世界中をあっと言わせた日本が、グジャラート州バドーダラー近く、アラビア海に面した沿岸に、「ミニ・ジャパン(別名『日本村』)」という日本人専用の居住型経済特区を築くという、もうひとつの新たな歴史を刻もうとしている。
現在、ハロル(Halol)とアリアベット(Aliabet)の2か所が候補地として挙がっており、来月12日からアーメダバードで開催予定のサミット、「Vibrant Gujarat」を前に、日本貿易振興機構(JETRO)などの代表が訪問し、現地視察を行う模様だ。
このプロジェクトは、現在計画の進む「デリー・ムンバイ産業大動脈(Delhi-Mumbai Industrial Corridor:DMIC)」の一環となる見込み。
関係筋によればミニ・ジャパンは、漁業や農業なども含む包括的な産業を視野に入れた建設が行われる見通しで、候補地のひとつ、アリアベットは、ナルマダ川の河口付近にある、面積およそ17,000ヘクタールの無人島で、付近は良質のエビが豊富に捕れることで知られている。
最近来日した同州担当職員の話では、プロジェクトが実現すれば、三菱、日産、トヨタ、ホンダなどの大手を始め、中堅企業数社も投資の意欲を示しているという。