デリー大学の科学者グループがインド北東部で新種の無肢両生類を発見したことを発表した。
2月22日付The Hindu紙が報じた。
今回発見された生物は、1億5000万年前にインド亜大陸がアフリカ大陸から分離する前から生息すると見られるアシナシイモリの仲間と見られ、アフリカ東西沿岸地域に起源を持つものとされている。
インドならび欧州からの科学者からなるデリー大学の研究チームは、今回の発見をともにインド北東部の土着言語ガロ語での呼称に由来し、科名「Chikilidae」、属名「Chikila」として、ロンドン英国王立協会紀要生物学部門の最新版に報告した。
この発見まで、世界、特に東南アジア、インド、スリランカ、東西アフリカ沿岸地域、セイシェル、南アフリカ北東部に主に生息する無肢両生類はおよそ9種類だった。
科学者らは形態学調査およびDNA解析の結果、この新種は少なくとも恐竜時代から、アフリカに生息するある種に系統が似ている以外は、ほかのどの種からも独立して進化を遂げてきた可能性が高いと指摘している。
米自然史博物館のダレル・フロスト(Darrel
Frost)館長はこの発見を「少なくとも今年最も大きな注目を浴びるものになるだろう。インド亜大陸とアフリカ大陸との関係や、手つかずの研究領域であるインド北東部への生物学的関心を高めるだろう」とコメントしている。