マレーシアの首都クアラルンプールに本拠を置く格安航空会社、「エアアジア(AirAsia)」のインド子会社、「エアアジア・インディア(AirAsia India)」の正式就航まで秒読み段階となった22日、初の同社旅客機がチェンナイ空港に納品された。
座席数180席のエアバスA320型機は、フランスのトゥールーズ工場からインド時間午前9時25分、チェンナイ空港に到着、着陸後の地上走行に移ると放水により歓迎された。
現在、エアアジア・インディアはAOP(航空オペレーター許可証)の発行を待っている段階だという。
エアアジア・インディアのミットゥ・チャンディリャ(Mittu Chandilya)CEOは、「(航空機の納品は)当社が目指している格安航空業界への変革の第一歩だ」と説明した。
エアアジア・インディアは、マレーシアのエアアジア・グループ(AirAsia Group)、インドのタタ・サンズ(Tata Sons Limited)そしてオーストラリア最大の通信会社テルストラ(Telestra)のインド子会社「テルストラ・トレードスペース(Telestra Tradeplace)」による合弁事業となっている。