インド人女性へ別れの挨拶にキスをして、悲鳴を上げられ戸惑ったことのある英国人紳士は多い。
そうしたビジネスマンらが、文化や習慣について理解することで、インドでのビジネスをスムーズに運べるようにと、インドとの相互貿易やビジネス、投資の推進を支援するロンドンの米国政府団体、英国インド間ビジネス振興会(UK India Business Council:UKIBC)が、その名も「インド式礼儀作法」を教授している。
クラスでは、「インド人ビジネスマンはファミリーネームに誇りを持っており、通常は苗字で呼ぶのがふさわしい」、「時間を守らない人が多いので、忍耐強さと柔軟な気持ちの余裕をもって接すること」、「しばしば週末のビジネストークにも応じること」など、若きイギリス人ビジネスマンに、インド人の行動パターンについて実践的なレクチャーを行うとともに、インドに対する固定観念を払拭すべく試みている。
「インドでのビジネスを成功させるための支援を提供すること。その一環として、宗教的、政治的知識と、礼儀作法に対する理解を促していくことは非常に重要です」振興会理事長のシャロン・バンフォード(Sharon Bamford)氏。
ブリティッシュ・カウンシル発表によれば、現在インド国内には3万2千人あまりの英国人が暮らしており、その数も年々少しずつ増えてきているという。