長年に渡り環境哲学家または活動家として環境問題に取り組んできたヴァンダナ・シヴァ(Vandana Shiva)さんが、今年の福岡アジア文化賞を授与された。
福岡アジア文化賞は、アジアの学術、芸術、および文化の振興に貢献する人物に対して福岡市から毎年贈られるもので、シヴァさんには23日、正式に受賞が通知された。
9月に同市で行われる授与式に招待されている。
齋木昭隆(さいき あきたか)在インド大使も、環境保護のために貴重な活動を続けてきたシヴァさんの努力を称え、授与を祝福しするメッセージを寄せた。
過去に福岡アジア文化賞を受賞したインド人は、シタールの名奏者パンディット・ラヴィ・シャンカル(Pandit Ravi Shankar)、古典舞踊バラタナッティヤム舞踊家パドマ・スブラマニヤム(Padma Subrahmanyam)、歴史家のロミラ・ターパル(Romila Thapar)、政治心理学者のアシス・ナンディ(Ashis Nandy)などがおり、シヴァさんで7人目となる。
シヴァさんは受賞に寄せて、貪欲に経済主義を貫く政府の体制が人々を自殺へと追い込んでいると非難した。
「貪欲な経済主義が引き起こした直近の典型例は、マルチ・スズキの工場での暴動が挙げられる」シヴァさんは指摘する。