電力不足による停電が頻発しているタミル・ナードゥ州コインバトール(Coimbatore)では、昨日開催されたクリケットのワールドカップ、インド対オーストラリア戦の時間帯にも停電が発生し、人々は強い不満を訴えた。
3月25日付ナブバーラト紙が報じた。
コインバトールではこの1ヶ月で電力需要が200メガワットから300メガワットに上昇し、深刻な電力不足に陥っている。
同市電力局(Electricity Board)では、学生の試験シーズンであることと、インド人の貴重な娯楽であるクリケットの世紀の祭典とも言えるワールドカップ・インド大会の開催中であることもあり、安定した電力供給に努めているが、「夕方6時以降の電力消費量が著しく、供給が追い付いていない」と説明している。
試験に忙殺される第9学年から第12学年までの学生は、電気の供給が毎晩止まっていることから、勉学に大きな支障が出ることに不安を漏らしている。
「勉強もできないし、暑くて寝られない」ある学生は語る。
電力局では午前と午後のピーク時の計画停電を、以前の2時間から3時間に引き上げた。
「この措置は需要に対して安定した供給が確保できるまでは継続する。500メガワットの追加電力を、隣接するアーンドラ・プラデーシュ州とカルナータカ州から送電してもらうよう手配している」同局は発表している。