インド民間航空総局(Directorate General Civil Aviation:DGCA)は23日、航空機内での電子機器の使用に関する規則を一部改正し、電子機器がデータ送受信を行わない機内モードに設定されているという条件で、離着陸時を含めた航行中の使用を全面的に許可すると発表した。
新しい規則(Civil Aviation Requirement:CAR)では、携帯電話、タブレット端末、ノートパソコンが「機内モード」に設定してあれば、航行中の全面的使用を認めるとしている。
今回の修正は、米国や欧州などの航空会社での先行措置を受けた、インド航空各社からの長年の要望に基づくもので、航空規制当局では併せて、客室乗務員向けに乗客への対応をまとめた研修ガイドラインを定めた。