マクドナルドが23日、インドで展開するメニューの価格を8月1日から最大15%ほど値下げする方針を発表した。
マクドナルド・インド(McDonald's India)によれば今回の値下げはインドでのさらなる成長と販路拡大を目指す措置の一環として、朝マックのメニューも対象に6%から最大15%の幅で実施する。
同社によると昨年は2ケタあった4~6月期の成長率が今年は1ケタ代に留まっており、利益率を下げてでもインドでの売上を伸ばすための緊急措置であるとしている。
「国内ではインフレや成長率の下方修正などを背景に消費が鈍化しており、価格を下げることでお客様に少しでも足を運んでいただきやすくしたい」同専務取締役のビクラム・バクシ(Vikram Bakshi)氏。
専門家も今回の値下げは、同社の経営を圧迫しない程度であれば効果が得られるべきだと見ている。
インドでケンタッキー・フライド・チキン(KFC)とピザ・ハット(Pizza Hut)を展開する競合社の「Yum! Restaurants India」でも、「消費者は以前にも増して価格に見合った価値を得られるかどうかという点に厳しい目を向けるようになっている。価格を安定させ、かつ提供できるサービスをよりよいものにしていく必要がある」と説明している。
マクドナルドは最近になり、インドにおける新メニューとして前代未聞の「マック・エッグ(McEgg)」を25ルピーという低価格の同社主流製品、いわゆる「ハッピー・プライス・メニュー」として発表した。
「求めやすい価格でいかに消費者を飽きさせないメニューを展開できるかが今後のカギとなるだろう」バクシ氏。