マハーラシュトラ州ムンバイから南南東250キロほどの地点にあるサタラ(Satara)県で22日、280人の女児が一斉に改名するという珍事があった。
10月23日付ザ・ヒンドゥ紙が報じた。
これは将来働き手になると男児を望む傾向のある同州農村部で今なお残る、女児が誕生すると「ナクシャ(不要な子)」と名づける古い悪習を断ち切ろうと、州政府の主導により実施されたもの。
「アイシュワリヤ、プージャ、ニータ、アーシャなど、有名な女優や歌手の名前が家族によって、あるいは成長した女児自身によって選ばれた」同県行政官は説明した。
行政官によれば同県内の学校の在籍簿などから「ナクシャ」と名づけられている女児を洗い出し、両親を説得して改名に合意させた。
この地方の農村部では女児に対し「ナクシャ」のほか、「石」を意味する「ドーンディ」といった命名をする風習があり、今回の改名式は州政府の「女児を救おう(Lek Vachva)」プロジェクトの一環として認知を広げる目的で実施された。