米大手コーヒー・チェーンのスターバックスは今月末、バンガロールにも1号店を出店して南インド進出を果たし、同時にインドで生産されたコーヒー豆を、全世界1万9,000店舗でも販売すると発表した。
同チェーンはインドにおいて、店舗の展開のみならずコーヒーの栽培も行っており、「特にアラビカ豆の品質は世界最高峰」(同社談)であることから、インドで生産され、「India Estates Blend」という製品名で現在は国内店舗限定で販売しているコーヒー豆を、全世界でも展開することを決めたと、インドにおいてチェーン運営を行うタタ・スターバックス(Tata Starbucks Ltd)社関係筋が明かした。
「タタ・スターバックス」は、米スターバックス・コーヒーとタタ・グローバル・ビバレッジ(Tata Global Beverages Ltd)との間で50%ずつ資本を出資した合弁会社である。
今回バンガロール店舗は、スターバックスのインド30店舗目となっている。