乳製品加工・販売会社のアムール(Amul)が、国内初のミルク専用自動販売機、その名も「ATM(Any Time Milkの頭文字)」を発表、第1号機をグジャラート州の同社アムール・デイリー(Amul Dairy)工場内に設置した。
同社によれば、自動販売機内は摂氏4度に保たれており、消費者はいつでも300ミリリットルのパウチに入った冷たいミルクを10ルピー紙幣を挿入するだけで買うことができる。
深夜までの仕事に従事する人など、帰宅する頃には商店が閉まっているため、翌朝のチャーイのためのミルク調達に困っていた人たちを、主な対象にしているという。
当初は同州内の鉄道駅やバスターミナル、学生寮などの周辺を中心に設置していくとしている。
また、農村部にも試験的に設置して消費者の声を収集した上で、他州での設置を計画していく。
さらに、自動販売機へのミルクパウチ供給業務には、障がい者(differently-abled people)を優先的に雇用していきたいと同社は話している。
※詳細な画像と動画は、こちらのサイトをご参照ください:Amul launches India's first milk ATM(Economic Times)