野生動物が数多く生息することで知られるラジャスターン州のジャローレ(Jalore)県ジャスワントプラ(Jaswantpura)地区周辺の森林地帯では、気温の急上昇により水が十分でないのか、クマが人の住む地域に迷い込んでくるという事件が続出している。
4月25日付ナブバーラト紙が報じた。
そこで森林保護局ではクマの侵入を防ぐため、270万ルピーかけてロヒヤナガル(Lohiyanagarh)村などの周囲800メートルを高さ5メートルの壁で囲う工事を始め、今年中に完成する見込みとしている。
「ほとんど毎日のようにクマが村に入ってくるヅラ。おちおち眠れないよ」村人は不安を顕わにする。
だが現在のところ、クマと人が実際に遭遇したという報告はない。
森林局では壁の建設と共に、クマたちを始め野生動物たちの水飲み場となるような貯水池も建設している。
同州はインド最大の砂漠を抱えると同時に、トラ保護区や野鳥保護区などの野生動物保護区が無数点在し、国内外から多くの観光客も集めている。