マサチューセッツ工科大学(MIT)が1899年から出版するテクノロジー誌「テクノロジー・レビュー(Technology Review)」が選ぶ、世界をリードする35歳以下の若手イノベーター35名「Top 35 Innovators under-35(通称TR35)」が24日発表され、インド人2名を含むインド系研究者4名がリスト入りした。
8月26日付ナブバーラト紙が報じた。
うちインド人はチェンナイのインベンション・ラボ(Invention Labs)で低価格の音声合成器の開発に取り組むアジート・ナラヤナン(Ajit Narayanan)さん(30)と、バンガロールのマイクロソフト・リサーチ(Microsoft Research)に所属当時、紙面の記録を瞬時にデジタル化する技術を開発したアイシュワリヤ・ラタン(Aishwarya Ratan)さん(30)(現在は渡米して米エール大学に在籍)だった。
同誌では医学、エネルギー、通信、情報技術、消費者技術、娯楽技術、ロボット工学などの分野において新しい道を切り拓こうとしている若手イノベーターを毎年選んでいる。
アジートさんは現在、バンガロールのインド科学大学(Indian Institute of Science)に所属し、音声合成器の機能向上に継続的に取り組んでおり、近々スマートフォンのアプリケーション・ストアで成果物を配布することも考えている。
いっぽうのアイシュワリヤさんは渡米後も、自身が立ち上げたNGO団体を通じてバンガロール近郊の複数の村の住民に成果物を実際に活用してもらいながら研究を続けている。
また、インド系移民で選ばれたのは南カリフォルニア大学で次世代型ワイヤレス・ネットワークを研究するバースカル・クリシュナマチャリ(Bhaskar Krishnamachari)氏(33)と、教育補助ソフトウェアを開発するピヤ・ソルカル(Piya Sorcar)氏(33)となっている。
TR35の授賞式は10月18日と19日、MITのメディア・ラボで開催される予定だ。