数カ月の遅延を経て、列車の運行が停滞したままのパキスタンへ、インドから史上初めて、修復済みの50台を含めた合計100台の機関車エンジンが販売および貸与されることになった。
今回パキスタンへ渡る機関車エンジンはアメリカン・ロコモーティブ(American Locomotive Company:ALCO)社の技術を採用しているもので、販売される50台は中古機関車エンジン35億ルピー相当、貸与される50台は新品で1日1台2万1600ルピーの料金が設定されている。
機関車エンジンのパキスタンへの納車は、中古のものを皮切りに来年初頭から順次開始され、導入当初はインド人技師がパキスタン人技師への研修を提供する。
毎年実施する必要のあるエンジンの保守は、パキスタン政府が今後、ラーホール近くに整備工場を設立するまで、インド側パンジャーブ州ルディアナ(Ludhiana)にあるインド鉄道の整備工場で実施が提案されている。
現在、パキスタンが所有する機関車エンジン494台のうち137台が故障により使用できず、列車の運行が事実上不可能になっていることから、年間損失は250億ドルにものぼっているとされている。