ビル&メリンダ・ゲイツ基金を通じてインドの保健衛生環境の向上に貢献しているビル・ゲイツ氏は、その年次書簡の中でラフール・ガンディ氏を「実に率直な人だ」と評価している。
1月26日付ナブバーラト紙が報じた。
北インドにおける保健統計の数字は「劣悪」とした上で、インド政府もその改善に向け取り組んでいることに言及、その中でガンディ氏はゲイツ氏などの民間基金や政府による出資金が適切に使われるよう尽力している「新世代の政治指導者」だと表現している。
「ラフール氏は健康保険分野に投じられた資金が必要としている人のところに届いておらず、こうした事態を直ちに是正することは難しいものと指摘するなど実に率直で、その正直さは気持ちがいいものだ。多くの政治家は(そのような事実があっても)敢えて隠そうとする」と記している。
またガンディ氏が提唱する、女性を中心とした小さな共同体レベルで、出資金の適切な活用を監視するグループを結成するやり方を「大きな変革をもたらし得るひとつの方法だ」と賛同している。
さらに、同基金も多くの資金や努力を投じているHIV/AIDS予防措置について、「ガンディ氏をはじめ若い政治家らが示すように、結果を測りながら継続的な改善措置を長期的に導入していけば、今後10数年でインドにおける健康保険分野は大幅に改善するものと期待できる」とまとめている。