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ハイダラバードを拠点にカディ(Khadi)と呼ばれる機織りのサリーや洋服をデザインし、制作・販売しているガウラング・シャー(Gaurang Shah)さんが、来月ドイツのベルリンで開催されるファッションイベント、ベルリン・ファッションウィーク(Berlin Fashion Week)に出品するよう招待されていたことが分かった。
家業のサリー店を継いだシャーさんは独学でデザインを学び、カディ職人と膝をつき合わせながら、今まで機織りサリーには不向きとされていた鮮やかな色や、花や植物、鳥などをあしらった独特な柄を次々と生み出し、その斬新なパターンにはボリウッドのセレブなどにも多数の支持者が存在する。
今回ベルリンからの招待のきっかけになったのは、今年初めにインド最大のファッションイベントのひとつ、ラクメ・インディア・ファッションウィーク(Lakme India Fashion Week)で発表した環境に配慮した繊維で織ったサリーのコレクションが、関係者の目に留まったことだったという。
デザインの主流は白地に鮮やかな色の花、鳥、蝶、木の葉をあしらったもので、すべて機織りでじっくりと時間と手間をかけ、精巧に表現している点が最大の特徴だ。
最新の作品には、サリーの地色がパステルカラーから徐々に鮮やかな色へと美しく変化していく、非常に見事かつ高度な技巧を必要とするデザインが採用され、ファッション業界の話題をさらっている。
こうしたサリーの制作には通常少なくとも6カ月を要しするとし、インド最大の財閥企業リライアンス・インダストリーズ(Reliance Industries)のムケーシュ・アムバニ(Mukesh Ambani)会長の妻、ニータ・アムバニ(Neeta Ambani)もひいきにしていることで知られている。
サリーのほかにも流行のオフショルダードレス、チュニック、ショートトップ、ジャンプスーツのほか、インドの男性が着用するドーティにヒントを得たユニークなパンツなどもデザインしており、これらはすべてベルリンに出品される。