ポリオ撲滅を宣言したインドだが、引き続きポリオのない国を保つためのワクチンその他予防接種用機器の購入のため、日本政府が7200万ルピーを国連子供基金インド支部に助成した。
3月26日付ナブバーラト紙が報じた。
インドは今年1月で、1年間ポリオ発症件数の報告ゼロを達成して事実上の根絶を遂げたと宣言、2月25日に世界保健機関がポリオ常在国としての指定から除外した。
在デリー日本大使館齋木昭隆特命全権大使と、ユニセフ・インドのカリン・フルショフ(Karin Hulshof)理事が、日本大使館での助成金授与式に出席した。
齋木大使は「インドのポリオ根絶に向けた努力の大きな果実に敬意を表し、今後も友好国として継続して支援していきたい」と述べた。
フルショフ氏は「日本からの支援は大きな意味があった」と感謝を表明した。