ケニアの首都ナイロビで、スラムの子どもたちを対象としたヨガの無料レッスンが花開いている。
ナイロビで外国人居住者やスラムの子どもたちにヨガを教えていたアメリカ人のペイジ・エレンソン(Paige Elenson)さんが、2007年に出資や寄付を募ってアフリカン・ヨガ・プロジェクト(African Yoga Project)を立ち上げ、これまでにケニア人インストラクター80名を育成、多くのスラムの子どもたちを対象に週に350回の無料レッスンを提供するに至っている。
スラム出身で、現在はプロジェクトのディレクターを務めるビリー・サディア(Billy Sadia)さんは、ヨガとの出会いを「呼吸と動きを一体化させる新鮮な経験だった」と振り返る。
十分な数の生徒を集めているプロジェクトでは今や、ヨガ・インストラクターという雇用も創出している。
インストラクターの平均月収はグループレッスンで1万シリング(およそ1万2000円)から、個人レッスンも受け付けると2万6000シリング(およそ2万8000円)と、現地での生活水準から考慮すると十分な収入を得られるようになっている。
現在150人の生徒を抱えるギトンガ(Gitonga)さんの収入は、両親を養い、なおかつ自分の持ち家としてアパートを所有できるほどだと話す。