第1次湾岸戦争勃発直後の1992年から1994年までの3年間、駐イラク大使を務めていたランジート・シン・カルハ(Ranjit Singh Kalha)氏の著書「The Ultimate Prize: Oil and Saddam's Iraq」(共著)がこのほど出版された。
著書の中でランジート氏は、インド人に対するイラク人の友好感情について詳しく記述している。
27日付ナブバーラト紙が報じた。
「イラクを訪れるインド人は、政府レベルのみならず民間レベルでも、イラク人たちから大小なりとも友好的な歓迎をされる。それはインドの古代文明から、世界に名高い技術力や経済成長に至るまで、そして民主主義政府と他国に依存しない外交方針なども含め、すべての面でイラク人の評価は高く、手本となり得るからだ」
カルハ氏はこのように述べ、またインドとイラクは数世紀に渡る密接な外交関係があったことにも触れている。
カルハ氏によると、オスマン帝国時代から、インドルピーはイラクで非公式ながらも通貨として受け入れられていが、英領統治が始まった1917年からは、公式通貨としてイラクで流通しており、経済的結び付きも強かったとみられる。