ヒンドゥ暦の「プルショッタム・マス(Purushottam Mas)」、すなわち「うるう月」にあたる今月は巡礼者たちが北インドの聖地、マトゥラー(Mathura)県ブリンダーバン(Vrindavan)へと続々となだれ込み、その数は推定で数百万人にも達している。
4月26日付ナブバーラト紙が報じた。
特に日曜日は縁起を担ぐための断食の日である「プルショッタム・エカダシ(Purushottam Ekadashi)」にあたり、クリシュナ神が民衆を洪水から救うために小指を持ち上げて造ったと言い伝えられるゴワルダンの丘(Goverdhan Hill)は人で埋め尽くされ、まるで蟻塚の様相を呈す。
ヒンドゥ教徒の聖地が集中するウッタル・プラデーシュ州ではこの他にもアグラーやフェロザバード(Ferozabad)などで巡礼者寄せの大規模な祈祷大会が行われている。
また、ラジャスターンやマディヤ・プラデーシュ、ハルヤナの各州に点在する聖地にも巡礼者が集まっている。
今年のプルショッタム・マスは5月14日まで続くため、「ちょっと近所に外出するのも一苦労の混雑がしばらく続きそうだ」とあるブリンダーバンの住民は肩をすくめる。