インド系アメリカ人の中学生が24日、ナショナル・ジオグラフィック協会が小学校高学年に相当する4年生から、中学生に相当する8年生を対象に開催した、今年の地理クイズ大会の決勝戦、「ナショナル・ジオグラフィック・ビー(National Geographic Bee)」で見事、優勝したほか、上位4位をインド人やインド系アメリカ人の学生が占めた。
テキサス州に住むラフール・ナグウェカル(Rahul Nagvekar)さん(14)は、決勝戦でウィスコンシン州のインド系アメリカ人ヴァンシュ・ジェイン(Vansh Jain)(13)さんを破って見事王座を獲得した。
さらに3位はサンフランシスコのヴァルン・マハデヴァン(Varun Mahadevan)さん(13)、4位はアリゾナ州在住のラガーウ・ランガ(Raghav Ranga)さん(14)がつけ、上位4名がインド系で揃ったことが話題を集めた。
決勝戦ではオバマ米大統領もテレビ電話を通じて出題した。
うち優勝者のナグウェカルさんは大学の奨学金費用として2万5000ドルの賞金とガラパゴス諸島への探検ツアーが、ナショナル・ジオグラフィック基金から贈られる。
また準優勝のジェインさんには1万5000ドルが、3位のマハデヴァンさんには1万ドルが、そして4位のランガさんには1000ドルが、それぞれ高等教育の奨学金費用として送られる。
今年の決勝戦の質問は「1663年から1806年にかけて神聖ローマ帝国の帝国議会が常設されていた、ドナウ川ほとりのバイエルン州の都市の名は?(Name the Bavarian city located on the Danube River that was the legislative seat of the Holy Roman Empire from 1663 to 1806?)」で、ナグウェカルさんは見事正解の「レーゲンスブルク」を回答して優勝した。
オバマ大統領は時事に絡む問題として「3月に核安全保障サミットが開催された、アジアは漢江のほとりにある首都の名は?(Which Asian capital city on the Han River hosted a gathering of world leaders in March for a Nuclear Security Summit?)」と質問した。
回答は「ソウル」で、大統領は「地理を学ぶことは、地図上の場所の名前を暗記することだけではない」と、クイズの参加者の博識ぶりを称えた。