NEW DELHI:
企業各社の信任票は、政府ほど恵まれていない。
実に10~20%にのぼる企業で、経営陣が契約や約束を破り、信用を裏切る行為に走っているとされている。
経営幹部クラスを専門とする人材紹介会社大手が行った調査によれば、高給が約束される経営陣や管理職に抜擢され、最も思慮深さが求められる人であっても、その他多くの若い人材と変わらず、他社のペイに目がくらみ、日和見的で無責任な理由でジョブホッピングを繰り返す例が急増しているという。
そうした重い責任を持った人物による裏切り行為は、利害関係者全てに大きな損害をもたらす。
さらに最悪なことに、企業が多国籍企業、グローバル組織へと成長するにつれ、そうした傾向に拍車がかかっているということなのだ。
インド国内にて展開する、管理職専門人材紹介会社主要7社が、年間で斡旋する管理職人材の件数は700件あまり、うち10~20%は事前の通知もなく、突然退職願を出して辞職しているという驚くべき実態だ。
「小規模な人材紹介会社のデータを集めれば、この率はさらに増加するかもしれない。就職先を変えたいと思う管理職らは通常、非常に注意深く活動することと、こうした管理職らに対する高い需要により、大の大人を幼稚かつ見境のない行為に走らせているのは情けないばかりだ」専門家は嘆く。